今度はエル・グレコ展いってきました?

春は展示会が多くて・・エルグレコ展も4月7日までというので、ちょっと焦って行ってきました!
この間のミュシャ展が混んでいたので、今回は夕方を狙って行ってきました。金曜日は20時までということなので、17時をねらって行ってみることに。
結局4時過ぎにつきました。
やっぱり夕方の方が学生が少ないような・・
ミュシャは若い女の子も好きだから混んでいたのか?
エルグレコは、時間の問題なのか、エルグレコのせいなのか、大人の人が多くて静かな雰囲気で絵を観ることが出来ました。
人もミュシャほど混んでいなかったので、少し待てば好きな絵を目の前でじっくり見ることができました。
エルグレコ・・といえば、宗教画のイメージが強いです。
特に全体的に黒い絵の中に、青とか赤とか黄色とか・・
後は、白・・というか光をイメージしたものが、暗闇の中で際立った感じがします。
どちらかというとちょっと気が重くなるような、イメージがありました。
スペインのプラド美術館でも作品みましたし、トレドでもサントトメ教会でも・・
プラド美術館を訪ねた日のブログ
トレドに行った日のブログ
エル・グレコ展
今回の上野の東京都美術館で改めてエル・グレコの絵だけいくつも見たら漠然と思っていたイメージとは別のものが見えてきました。
今回の展示で肖像画を中心に展示してあるエリアがあったのですが、どの人の顔も優しくて・・
目のあたりが何とも言えず優しい雰囲気で。
もともと対象となった人が本当にそんな雰囲気だったのか、それともエル・グレコという人がそんな人なのか?
肖像画は宗教画のイメージとは又ちょっと違うのですが、写実的でもないのに、何だか今にも絵の中から出て来て微笑んでくれるような、そんな錯覚に陥りました。
エルグレコ自らの肖像画をみてらもらえば分かると思います。
今回パンフレットの表紙を飾っている「無原罪のお宿り」・・
大きな絵で、絵の大きさ以上に大きく感じられました。
もちろん絵にもパワーがあって・・圧倒されます。
でも宗教画は、美術館でなく教会でみたいですね?
教会の薄暗い中で、エル・グレコの全体が黒い絵の中から・・
光を感じる事ができるのだと・・
やっぱり教会でみるために作られたものは、そこでみるからこそ絵のすばらしさ以上の意味があるのだと思います。
中々見ごたえのある展示会でした。
かえり上野公園のスタバでお茶して帰ってきました。
昔は公園におしゃれなカフェなんかなくて、駅の近くのオープンエアのカフェテリアみたいなとこでお茶をしたものです!
公園も頑張っていますね!
帰りは上野公園の夜桜を眺めながら上野駅まで歩きました!
上野公園 夜桜
エル・グレコ
エル・グレコ展のパンフと絵はがき
上の冊子はプラド美術館のもの
手しごと輸入雑貨の店「はらっぱ」手しごと輸入雑貨の店「はらっぱ」

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